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生前整理でやることは?損をしない為の生前整理の始め方

2024.10.31

生前整理でやることは?損をしない為の生前整理の始め方

テレビや新聞などで生前整理が取り上げられる機会が増えてきました。

生前整理は、自分の財産や身の回りの物を整理し、旅立ちや相続に備えたり、家族や相続人への負担を軽減するためのイベントです。

旅立ちやその準備を生前に済ませておくことで、家族間の相続争いを未然に防いだり、穏やかな日々を過ごせることから、取り組まれる方が増えています。

旅立ちの日は、誰もがいつか迎えます。

その時に備えて、余裕を持って財産や物の整理をしておくと、自身にとっても家族にとっても負担はとても小さくなります。

特に財産相続や遺品整理の問題は、多くの家族が直面する心配ごとです。

生前整理を行うことによって、家族との絆を保ちつつ、スムーズな相続を期待することができるでしょう。

この記事では、生前整理の基本から具体的なやり方、始めるべきタイミング、メリット・デメリット、さらに注意すべき点までを詳細に解説していきます。

家族のためにも、自分のためにも、生前整理を正しく行う重要性を理解していただければ幸いです。

1 生前整理とは?
1-1 不動産
1-2 現金
1-3 デジタルデータ
1-4 純金やプラチナ等貴金属
2 生前整理のメリット
2-1 遺品整理の負担を軽減できる
2-2 財産トラブルを回避できる
2-3 自身の人生を振り返るきっかけとなる
2-4 家族の絆が深まる
2-5 残された家族の精神的負担を軽減できる
3 生前整理のデメリット
3-1 物を処分しても後悔する可能性がある
3-2 処分するものが多く、疲れる可能性がある
3-3 不用品の処分に費用がかかる
4 生前整理はいつから始めるべき?
5 生前整理でやるべきこと4選
5-1 物の整理
5-2 エンディングノートの作成
5-3 財産の整理と相続対策
6 生前整理で捨ててしまうものの中には価値が上がったものがあるかも?
6-1 アクセサリーケースにあったネックレスや指輪が、実は本物の金製品だった
6-2 10万円金貨が時価で10万円以上の価値になっていた
6-3 金歯が予想外の財産に
6-4 金メッキだと思っていたメガネが、実は本物の金だった
7 生前整理をスムーズに進めるためのコツ
7-1 日頃から少しずつ手をつける
7-2 迷ったら後回しにする
7-3 家族と一緒に取り組む
7-4 前向きに取り組む
8 生前整理を業者に依頼する際の費用相場
8-1 生前整理業者の費用相場
8-2 不用品買取業者の費用相場
9 悪徳業者を避けるためのチェックポイント
9-1 許可証や資格の確認
9-2 見積もりの確認
9-3 口コミ評判の確認
9-4 コミュニケーション
10 まとめ

生前整理とは?

生前整理とは、自分が元気なうちに、自身の持ち物や財産を整理して、死後に家族や相続人に迷惑をかけないように準備を進めることです。

以前は預金や不動産など物理的なものが中心でしたが、近年はデジタルデータや仮想通貨、NFTなどの情報資産も増えてきました。

これらの資産は物理資産と比較し失われやすく、注意が必要です。

不動産

不動産は生前整理の筆頭格といっても良い資産です。

現金や有価証券と違い同じモノが存在しない資産のため、相続時にモメやすいことで有名です。

特に駅前物件など価値の高い資産は平等な分配が難しく、売買価格や所有権をめぐる争いが勃発し、一族離散のきっかけに、というケースも。

また、処分や転用に制限のある農地など争いの火種となりがちです。

こうした事情から、生前整理をご検討される方のなかには、不動産の処分を決める方もいます。

不動産を売るには相当な労力が必要ですが、ご自身で動かれた方が相続した家族が処分するよりは、はるかに少ない手間で済みます。

現金

現金は他の資産と違い平等に分配しやすい資産です。

特に可分である点が大きな長所として活きてきます。

分割や手続も他の資産よりはるかにカンタンに済みますので、相続時の分配がスムーズです。

生前贈与として現金を家族に分配することも可能です。

逆に、相続時のトラブルを避けるため、身の回りの資産を生前整理し現金に換え、相続に備えるというケースもあります。

デジタルデータ

デジタルデータの代表格は、仮想通貨やNFT(非代替性トークン)です。

これらはデジタル資産と呼ばれ、相応の価値で取引されます。

近年は国内でも積極的に売買されるようになり、身近な存在となりつつある存在です。

ただし、仮想通貨やNFTを保管するウォレットのなかには、ユーザーがパスワードなどのアクセス情報を遺さず亡くなった場合、アクセスが極めて困難、という類のものも存在します。

このため、生前整理の一環として、IDやパスワード等を遺される方もいらっしゃいます。

また、銀行口座や証券口座にアクセスするためのログイン情報もデジタルデータのひとつです。

仮想通貨やNFTほどではありませんが、IDやパスワードを残さずに旅立つと、アクセスは困難になります。

純金やプラチナ等貴金属

純金やプラチナなどの貴金属も生前整理で重要な役割を果たす資産の一つです。

特に重要なのは、意外と身近にある、ということです。

金が使用されるのは高級ネックレスやイヤリングだけでなく、メガネフレームや金歯、スマートフォンなど、日常の様々なシーンに存在します。

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これらは目に見えない形で生活に組み込まれており、生前整理の際に見逃されがちな資産の一部でもあります。

また、純金やプラチナはその価値が時間とともに変動するため、適切なタイミングで売却することで、資産の最大化を図ることも可能です。

生前整理の段階でこれらの貴金属の存在を確認し、専門家のアドバイスを受けながらの処分が期待されます。

生前整理のメリット

生前整理にはメリットもあればデメリットもあります。

いたずらに実施するよりは、両者を比較し、慎重に決定したいところです。

本稿ではまず、生前整理のメリットをお伝えしたいと思います。

遺品整理の負担を軽減できる

生前整理を行うことで、家族の負担を大幅に軽減できます。

特に問題となるのはやはり、遺品の整理に伴う労力です。

旅立ちのあとに整理にやってきたが「遺品が多すぎてとても大変!」と感じる家族は多く、最近では遺品整理事業者が増えています。

また、遺品のなかに純金製のアクセサリやメガネ、金歯などが隠れていて、分配をめぐり家族間でひと悶着…というケースも見られます。

生前整理は、こうしたトラブルを未然に防ぎ、家族の負担を軽減する選択です。

財産トラブルを回避できる

ドラマや映画のテーマにもなる財産トラブル。

「うちにはお金がないから…」とタカをくくっている人も多いのですが、実際には決して多くないお金を巡り、血みどろの闘争を繰り広げる家族も多いです。

特に近年は物価高の影響でお金に困る世帯が増えていて、争いを後押ししかねない状況です。

生前整理はこうした財産トラブルを回避する、賢明な手段としても活躍します。

生前に自分の財産を整理し、遺言書などで分配方法を明確にしておくことで、相続をめぐる争いを防ぐことができるからです。

また、相続税に関しても、適切な対策を講じることで、家族の負担を減らすことが可能です。

自身の人生を振り返るきっかけとなる

生前整理は、自身の生き方や内面を振り返る、貴重な機会でもあります。

特に日々を忙しく過ごしてきた方ほど、自身を見つめなおす意義は大きくなります。

整理の過程で思い出の品や過去の記録を目にすることで、今後の人生をどのように過ごしていくか、考えるきっかけとなるでしょう。

生前整理を無事に終えても、人生はまだまだ続きます。

ご自身の生涯をより充実したものにするためにも、内省や振り返りの機会は重要です。

家族の絆が深まる

ドラマなどで、威厳に溢れたお爺さんが誰の目にも触れぬ密室で静かに文書を遺す、というシーンを目にしたことがありますよね。

遺された家族が弁護士とともに開封し、中身に驚愕し争いが勃発、というパータンです。

お話としては面白いですが、冷静に考え合理的とは言えませんよね。

特に日本のような事前調整を前提とした社会では、いかにもコミュニケーションが不足が原因で争いを起こしているように見えるシーンです。

争いを回避するには、直接お互いの意思を確認し、取り決めた方がスッキリする可能性が高いでしょう。

実際、生前整理に望む方には、家族と一緒に行う方も多いです。

整理を進める過程で相続や終末期の相続に関する話し合いができるため、重要な意思疎通が図れるからです。

家族間の絆が深まると、死後のトラブルリスクは軽減します。

残された家族の精神的負担を軽減できる

生前整理を行うことで、家族が精神的な負担を軽減することも大きなメリットです。

愛する人を失った後、家族は感情的な衝撃や悲しみを抱えつつ、さまざまな手続きを進めなければなりません。

葬儀や役所での手続き、遺産の分配など、通常の生活に加えてこれらの負担が重くのしかかります。

このように、故人の遺品や財産が多く複雑な場合、その整理や処理は大変な労力とストレスを伴います。

生前整理を通じて、あらかじめ物品の整理や財産の分配方針が決まっていると、家族は遺品整理や相続の問題に対する不安を抱えずに済み、心の整理に専念できるでしょう。

生前整理のデメリット

続いて生前整理のデメリットをご紹介します。

生前整理も万能ではありません。

生前整理のタイミングや家族の状況、ご自身の心境的な準備が不十分である場合、デメリットとなり得ます。

物を処分しても後悔する可能性がある

生前整理を急いでしまうと、処分したはずのモノが気になったりして、後悔しやすいと考えられています。

とくに頻繁に耳にするのは、生前整理で思い出の品を処分してしまったケースです。

捨てた後になって「やはり取っておけば良かった」と後悔の感情が生まれてしまうと、途端に生前整理への気力が萎みます。

「わたしにはそんなことはあり得ない」このようにお考えになるかもしれません。

ですが、手放した直後は後悔せずとも、時間とともに考えが変わる方が多くいます。

「後悔先に立たず」という言葉があります。
思い出のある品物を処分する際は、慎重な判断が必要です。

処分するものが多く、疲れる可能性がある

生前整理で処分するのは、お金に直結するものばかりではありません。

長年溜め込んだ物を整理するのは、思いのほか大変です。

特に、物品の量や数が過大であったり、感情的なつながりがある場合、処分を終える前に疲れてしまうことがあります。

また、思い出に浸ることで、作業が遅れてしまう可能性もあるでしょう。

解決策のひとつは、生前整理業者への依頼です。

生前整理業者とは、個人が元気なうちに財産や身の回りの物を整理し、将来の相続や遺品整理に備えるために支援を提供する業者です。

財産や物の量が多い場合に依頼すると、綿密な計画で対処するため、まとめて処分したい状況などで有用です。

不用品の処分に費用がかかる

家具や家電など大型製品は処分するのも大変です。

状況によっては専門の処分業者に依頼する可能性も生じます。
となると、当然費用がかかってしまうため、ある程度の出費を覚悟しなければなりません。

処分を依頼するときに、特に注意したいのが「悪徳業者」の存在です。

車で「無料で回収します!」などアナウンスしている業者のなかには、少なからぬ割合でこうした業者が潜んでいます。

処分を依頼するときは、事前に費用を確認し、書面にしてくる事業者を選定すると良いでしょう。

生前整理はいつから始めるべき?

近年は体力や判断力の都合から、40代~50代で決断される方が多いようです。

実際、40代~50代なら物品や財産にしても時間をかけて整理できるため、財産の損失リスクは小さくなります。

より充実した老後に向けて、取り組まれる方にはピッタリと言えるでしょう。

もっとも、生前整理に明確な推奨年齢はありません。

世間的なイメージの通り60代~70代で着手する方も多くいます。
人生の整理につながりますから、慎重にタイミングを見極めたいところです。

生前整理でやるべきこと4選

続いて、生前整理で取り組むべきイベントの代表例をご紹介します。

「具体的に何をどうしたらいいかわからない」という方は、是非本稿をご覧ください。

どのような作業を行うべきかについて、以下の4つの項目を重点的に説明します。

物の整理

生前整理の第一歩は、所有物の整理です。

洋服や家具、日用品、書類、思い出の品などが含まれます。

それぞれ「必要な物」と「不要な物」に分別し、不要な物は売却や処分などを検討します。

「何が必要かわからない」という時に備え、例えば「過去1年で使わなかったものは不用品」など何らかの判断基準を作っておくと便利です。

エンディングノートの作成

エンディングノートは、旅立ちのあとの希望や想いを記したノートです。

遺言書とは異なり法的効力はありませんが、逆にそれが争いや諍いを抑え、円満な家族関係を築くケースもしばしばあります。

誰しも法的な効力を前に出されると身構えますが、本人の想いや情実に触れることで解決に向かう可能性もあるでしょう。

法的な効力がないため内容を自由に記載することも可能です。

例えば、家族に対する大切なメッセージを伝える手段として活用できます。

財産の整理と相続対策

ご自身の財産をリスト化し、相続に備えることも大切ですです。

財産目録を作成し、どの財産を誰に相続させるのかを決めておくことで、相続人同士の争いを避けることができます。

相続税が気になる場合は、弁護士など専門家に相談すると良いでしょう。

生前整理で捨ててしまうものの中には価値が上がったものがあるかも?

生前整理の途中、価値のあるモノを誤って捨ててしまうケースがあります。

「こんなモノ売れないだろう」と思い捨ててしまうわけですが、あとで価値があるとわかって後悔…なんてパターンですね。

例えば、何十年も取っておいた古酒、などですね。

意外に思われる方も多いのですが、お酒に賞味期限はありませんので、何十年も前の古いお酒には結構価値がつくんです。

ここからは弊社がお客様からお預かりした商品のうち「こんなに値段が付くの!?」と驚いていただいた事例をご紹介します。

アクセサリーケースにあったネックレスや指輪が、実は本物の金製品だった

生前整理として持ち込まれたアクセサリーを査定したときのお話です。

ご本人によると若い頃に集めたモノだそうで、結構な大きさの宝石箱に、様々なデザインの指輪やピアス、ネックレスが所せましと並んでいました。

驚いていただいたのは、18金製のネックレスです。

ご本人曰く、純金(24金)ではないため価値がないと思われていたそうですが、とんでもない、18金にも金部分が含まれているため、しっかりとお値段がつくんです。

特に近年は金資産が高騰中。思いもよらぬ金額でのお引き取りとなり、大変喜んでいただけました。

10万円金貨が時価で10万円以上の価値になっていた

純金硬貨をお引き取りした時の事例です。

ご本人曰く、約20年前に10万円でお買い求めいただいた商品だそうで、商品には若干の黒ズミなど年季が感じられる跡が見られました。

お客様は保存状態を気にされており、査定に不安を語られていましたが弊社で査定しましたところ、
なんと10万円以上でのお見積りとなりました。

ちなみに、高額査定の理由は金の高騰事情です。

お客様がお買い求めいただいた20年前と現在の金相場は約9倍も違います。

例えば2004年10月時点の金相場は約1,500円程度ですが、2024年10月時点の金相場は約13,000円にもなるのです。

当然、査定額もお客様の予想を大きく上回るものとなり、とてもお喜びいただけました。

金歯が予想外の財産に

医療用の金歯をお持ち込みいただいた時のお話です。

インプラントに切り替えたとき、売るとお金になる旨聞いたそうですが、金は金でも歯として使われていたものであるため、本当に買取対象であるか半信半疑な御様子でした。

実のところ、金はどのような用途で使われていても、本質に支障がない限り、しっかりとお値段がつく資産です。

例えば、廃棄携帯電話の中には微量の金が含まれているケースがありますが、このようなものも廃棄物処理業者の間では有償で取引されています。(弊社では廃棄携帯電話の買取は行っていません)

お客様の金歯も例外ではありません。弊社で査定しましたところ、撤去冠8ケで10万円を超えるほどの査定となりました。

金相場が非常に高騰しているため、このような例も多くあります。

金メッキだと思っていたメガネが、実は本物の金だった

続いての事例は、メガネフレームの買取です。

お客様には生前整理の一環として、お母様のお持物をまとめてお持ち込みいただきました。

主な目的は宝石箱に入っていた金やプラチナ製のアクセサリとのことでしたが、同梱されていたメガネフレームを査定しましたところ、実は18金製のフレームであることが判明しました!

純金はとても軟らかく、メガネフレームなどには不向きとされている金属です。

しかし別の金属と混ぜ合金にした18金は強度が高くメガネフレームとして多様されます。

もちろん18金となると純金(24金)ではないわけで、グラム単価はどうしてもお安くなってしまいます。

しかし、メガネフレームはそもそもの金属使用量が多く、今回お持ち込みいただいた製品も10万円を超える高額相場となりました!

ちなみに、お客様によりますと、メッキ品か別の金属でお値段はつかないとお考えであったとか…

価値あるかわからない商品も、一度は専門家にお持ち込みいただくのがオススメです。

生前整理をスムーズに進めるためのコツ

生前整理は一度にすべてを終わらせる必要はありません。

以下のコツを押さえて、少しずつ進めていくことが大切です。

日頃から少しずつ手をつける

一度にすべてを整理しようとすると、物の量に圧倒されてしまいがちです。

日頃から少しずつ整理を進めておくことで、負担を減らすことができます。

例えば、年末の大掃除や引越しのタイミングで、少しずつ物を見直していくと良いでしょう。

迷ったら後回しにする

物を整理していると、捨てるべきかどうか迷う物が出てくることがあります。

そのような場合は、無理に結論を出さず、保留にして後回しにするのが得策です。

数週間や数ヶ月後に再度見直すと、より冷静に判断できることが多いです。

家族と一緒に取り組む

生前整理は、家族と一緒に進めることでスムーズに進行します。

家族に自分の意向を伝えながら進めることで、相続に関するトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

また、家族と共に作業を行うことで、より効率的に物の整理を進めることができます。

前向きに取り組む

生前整理は、決して悲しい作業ではありません。

自分の人生を振り返り、今後の生活をより良くするためのチャンスでもあります。

物を整理することで、生活空間をスッキリさせ、新たな目標に向かって前向きに取り組むことができます。

生前整理を業者に依頼する際の費用相場

生前整理は自分で行うこともできますが、物の量が多すぎる場合や、体力的に難しい場合には、専門の業者に依頼することが検討されます。

生前整理業者や不用品買取業者を利用する際の費用相場を以下に示します。

生前整理業者の費用相場

1Kの部屋であれば、30,000円〜50,000円程度が相場です。

広い住宅の場合、100,000円〜500,000円程度がかかることがあります。

物の量や処分の方法によって費用は異なります。

不用品買取業者の費用相場

不用品を買取業者に査定してもらい、現金化することで処分費用を節約できます。

特に高価な物や価値がある物については、専門業者に査定を依頼することで、思わぬ収入になることがあります。

ただし、買取対象外の物については、処分費用がかかる場合があるため、事前に確認しておくことが大切です。

悪徳業者を避けるためのチェックポイント

整理業者や買取業者のなかには、悪徳業者も存在します。

特に高齢者をターゲットにした業者は多く、頻繁に注意喚起されています。

ここでは、業者の信頼を見極めるために欠かせない、チェックポイントをご紹介します。

許可証や資格の確認

一般家庭から不用品を回収するには「一般廃棄物収集運搬許可証」が必要です。

また、買取業者も「古物商の許可」がなければ買取することはできません。

業者の良否に迷ったときは、まず許可証の提示を求めましょう。

許可を持っていない業者に依頼すると、不法投棄などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。

見積もりの確認

依頼の前に見積もりを取ることも重要です。

見積がないと明確な費用がわからずトラブルの原因となりがちです。

口約束では追加料金を請求される可能性もあります。

口コミ評判の確認

インターネット上の口コミも大切な判断材料です。

ただし、ネットの口コミはすべてが真実であるとは限らない点には注意が必要です。

一般的に口コミを書くユーザーはネガティブな感情を抱えているケースが多いため、あくまで参考程度に留め、他の方法を合わせて検討すると良いでしょう。

コミュニケーション

最後は直接連絡を取り、コミュニケーション性を確認しましょう。

整理業者とはプライベート空間を共有するため、相性の良し悪しは重要です。

「乱暴な扱いは避けて」と依頼したのに雑に扱われてしまうとストレスですよね。

ユーザー側の要望をしっかりと確認し、できることとそうでないことを明確にしてくれる業者が理想です。

まとめ


生前整理は、自分自身の人生を見つめ直し、家族との絆を深める大切な機会です。

物や財産を整理することで、心の整理にもつながり、未来への新たな一歩を踏み出すきっかけとなるでしょう。

また、家族にとっても遺品整理や相続の負担を軽減でき、トラブルを未然に防ぐこともできるため、家族円満の秘訣として活用される方もいます。

整理の過程で、思いがけない価値のある品物が見つかることもあります。

昔のアクセサリーや古い金貨、金歯やメガネフレームなど、一見すると価値がないように思えるものでも、実は高額で取引されるケースがたくさんあります。

特に現在、金相場が高騰中であるため、その価値はさらに上昇しています。

もっとも、金の鑑定には専門的な知識が必要です。

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